BUFFALOの【外付けSSD】比較してみました

バッファローSSDシリーズ
目次

BUFFALOの【外付けSSD】ってどうなのかな?

BUFFALOの外付けSSDを使ってベンチマークを調べてみました。結論から言うと通常のUSBよりも読み込みや書き込みはとても速いです。今回、3種類の外付けSSDを使用して検証してみました。

SSD-SCT1.0U3-BA

SSD-SCT1.0U3-BA
転送速度
読み込み:2000MB/s
書き込み:2000MB/s
Type-A、Type-Cケーブル付属

SSD-PH1.0U3-BC

SSD-PH1.0U3-BC
転送速度
読み込み:1050MB/s
書き込み:1000MB/s
Type-A、Type-Cケーブル付属

SSD-SCT1.0U3-BAT

SSD-SCT1.0U3-BAT
転送速度
読み込み:600MB/s
書き込み:500MB/s
Type-Cアダプタ付属

大きさ比較

大きさ比較

大きさ比較正面

左:SSD-SCT1.0U3-BA
  一番大きいのはシリコンケースに入っているため
中:SSD-PH1.0U3-BC
  ケーブル接続タイプです。
右:SSD-SCT1.0U3-BAT
  USBタイプのものです

検証に使用したパソコンの構成

使用したパソコンはEPSON Endeavor 8400です。
スペックは、下記の通りです。
CPU:インテル® Core™ i9-12900K プロセッサー(16コア(8P+8E)/3.2GHz)
メモリー:32.0 GB
ストレージ:1TB M.2 SSD PCI Express x4対応
OS:Windows 11 Pro 64bit

Endeavor MR8400

Endeavor MR8400

Endeavor MR8400正面

正面

Endeavor MR8400背面

背面

Endeavor MR8400側面

側面

このパソコンについているストレージののベンチマークです。意外と早いです。
ストレージ:1TB M.2 SSD PCI Express x4対応

Endeavor MR8400 SSDベンチマーク

実際に導入したパソコンはこちらです。
追加したボードは下記の通りになります。


EPSONのBTOで選択したもの
・NVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB
・2ポート USB3.2(Gen2)ボード(UB-138-2)


Amazonで購入したもの
・StarTech.com 3ポートUSB 3.0/ 1ギガビットイーサネットGbE増設PCI Expressインターフェースカード PEXUSB3S3GEポート

StarTech.com 3ポートUSB 3.0
拡張ボード

外付けSSDの検証

今回検証したのが各種USBに接続してベンチマークを調べました。
使用したアプリはCrystalDiskMarkで計測しました。

Type-C・・USB3.2 Gen2(USB3.1 10Gbps)

Type-C・・USB3.2 Gen2
SSD-SCT1.0U3-BA

このポートは、SSD-SCT1.0U3-BA以外は最大速度で計測できています。

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1(USB3.0 5Gbps)

SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、ほとんどが400MB/s台で計測されています。

TYPE-A(緑)・・USB3.2 Gen2(USB3.1 10Gbps)

TYPE-A(緑)・・USB3.2 Gen2ポート
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、SSD-SCT1.0U3-BA以外は最大速度で計測できています。

TYPE-A・・USB2.0

TYPE-A・・USB2.0
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、USB2.0なのですべて低速となりました。USB3.0の1/10という結果です。

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1(USB3.0 5Gbps) EPSON純正追加ボード

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、EPSONの仕様では【USB3.2 Gen1(USB3.0 5Gbps)】なのに最大速度が計測できています。
なぜかはわかりません。

TYPE-C・・USB3.2 Gen2(USB3.1 10Gbps) EPSON純正追加ボード

TYPE-C・・USB3.2 Gen2
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、SSD-SCT1.0U3-BA以外は最大速度で計測できています。追加ボードでもここまでの速度が計測できると追加したかいがありました。価格は5,500円税込でした。

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1(USB3.0 5Gbps) StarTech.com 3ポートUSB 3.0

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

このポートは、USB3.0ということですが全体的に速度は低速です。なぜがUSBタイプのSSDだけは何度計測しても30台しかでませんでした。イーサーネットポートが欲しくて増設したのでUSBはおまけ感覚で増設しています。

StarTech.com 3ポートUSB 3.0

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1(USB3.0 5Gbps) 前面

TYPE-A(青)・・USB3.2 Gen1前面
SSD-SCT1.0U3-BA
SSD-PH1.0U3-BC
SSD-SCT1.0U3-BAT
ベンチマーク
ベンチマーク
ベンチマーク

前面のポートは、すべて400MB/s台で計測されました。USB2.0は未計測多分40MB/s台

計測の結果こんなことがわかりました

SSD-SCT1.0U3-BA

SD-SCT1.0U3-BA

この製品は仕様が読み書き2,000MB/sとなっていますが、どのポートを使用しても1,000MB/s以上計測されることはありませんでした。
SSD-PH1.0U3-BCにシリコンケースをつけて落下防止や防塵と防水機能がついているようですが外に持ち出すことを想定していない場合は必要ないかもしれません、残念ながらシリコンケースから本体を出すことはできませんでした。
市場価格:1GB=22,000前後

SSD-PH1.0U3-BC

SSD-PH1.0U3-BC

この製品はサイズ感や速度は仕様通りで使いやすさも十分ですが、残念ながら生産終了しているようです。市場にある在庫のみとなっているようです。
市場価格:1GB=11,000前後
(購入時点で)
2023/3/10現在では15,000くらいします。

SSD-SCT1.0U3-BAT

SSD-SCT1.0U3-BAT

USBメモリタイプということですが、とても速度も速く使いやすい製品です。しかし、一つだけデメリットと言えば本体のUSBポートが近すぎると干渉してしまうので注意が必要です。
この製品は、SSD-PUT1.0U3-B/Nもありますので間違わないようにしましょう。
市場価格:1GB=11,000前後

まとめ

今回の検証の結果、SD-SCT1.0U3-BAを購入してもあまり意味がないことがわかりました。
キャップレスでとても便利なUSBメモリタイプのSSD-SCT1.0U3-BATが一番おすすめですね。
SSD-PH1.0U3-BCは生産中止なので購入する場合はお早めに!!!

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